山田風太郎「絞首刑第一番」より

「いまさら身の破滅が笑わせらあ。やい、あの黒門のなかは、
 もうとっくに命をなげだした死人のあつまりだぞ。
 死人に話をしにきたのがうぬの因果だ」
ぱっと、雨のなかを光芒がはしった。
「いずれ、話はとっくり、冥途できこう」

3行目の燃え具合は読んでてどうにかなるかと思ったです。
燃え燃えしてええ!! いい文章に囲まれてハァハァしてえよおお!