しゃべる!DSお料理ナビでおかかうどんを作ってみたのだけど



違う。自分の作ってきた料理もどきとは明らかに格が違う。
茹でたうどんに卵黄乗っけて全体にしょうゆ大さじ1みりん大さじ半分合わせたタレをかけて
3gパックのかつお節とネギをまぶしただけなのだけど、それでもこれは疑いも無く「料理」だ。
作り方が単純とか関係ない。料理とそれ以外を分ける基準は食べて旨いかただそれ一つ。
タレで黒く染まったうどんを舌で味わって喉に送る直前に感じたあの感覚。
しょうゆとかつお節と卵の黄身とみりんとがそれぞれ持っているごく微量な味を構成する成分が合わさって生まれた極上の一。
料理は偉大だと思う。数え切れない材料の順列組み合わせの果てに人類が手に入れた文明の象徴。
それが自分の手の中にある。DSのシェフが教えてくれる。明日は何を作ろうか。


スーパーでさ、みりんとか粉末のダシとか買って来たんよ。いろんな料理で使うからあると便利だし。
何となく鮮肉コーナーに目が行って親子丼に使うのは胸肉かモモ肉のどちらだろうって悩んでたら「親子用」って書かかれたパックがあって思わずカゴに入れたし。
気が付いたら家に計量スプーンもあるし。しょうゆ大さじ1杯とか測ったのって、高校の調理実習以来ですよ。


何というか、プレイヤーのリアルに影響が出るゲームって何気に凄いんじゃないかと思ったり。
いや、そもそもリアルで動く事を前提としたゲームなのか。ゲーム単体で完結してない。脳トレとかと似てるようで全く違う。他に例が思いつかない。
まあ料理ナビの位置づけとかどうでもいいか。ゲームしながら実用的な技術が身につくなんて万々歳だし。
きゅうりの蛇腹切りとか、ドレッシングがよく馴染んで美味しそう。