きっとこたえのないなにか
「ヒャッハー! zero-answersが公開だー!」
「明日仕事ですよ?」
「そんな事はどうでもいいーー!!!」
今週の碓氷さんとか
- あーん! 碓氷さんが奥の手出して5ページで死んだ! 仲間もあの女もいるんだぞお前正気か!?
- ……碓氷乙。
- まあ碓氷さんの話は後に続かないですからねー。ここで引っ張って強さをアッピルする必要が無い。
- 結果的に多くの人命救ってますけど、それでもあれだけ外道やったキャラが良い人っ面して仲間化はジャンプ的に無い訳で。
- 普通に雨宮さんを悔しいビクンビクンさせつつレギュラーキャラのマリーを立てておくのが安牌。
- この辺は一度苦い打ち切り食らった岩代先生ならではの読み。「あの時無駄なページを使わなければ……!」ってベッドの中で朝まで思ったはずなので。
- 1コマをおろそかにしたら普通に死ぬんだよね、連載って。
- ぬらりひょんの掲載位置に皆が驚く。たぶん全国で70万人くらいは一瞬マジ驚きしたと思うんだよ。
- ぬらりひょんページ使い上手いっすよねー。あの回想シーンの葬式が1ページですよ。お爺ちゃん泣いてるけど目は映してなくて、それでいて涙飛んでるコマが一番大きいんですよ。
- めだかボックスはサービスシーンとストーリーを両立できてるジャンプでは稀有なタイプの漫画だと最近気付いた。
- 朝5時起きで仕事をしているという西尾先生がバクマンの平丸先生っ面で調教されてる予感。
- 「マンガ家を社会人と思うなよ」 「僕は既に社会人でもないのか! 知らなかった!」の流れから妙なリアリティを感じた。
- 「バクマン」 「ばけらの」で何かとても邪悪な事を思いついたけど邪悪過ぎるから言えない。
- なんて邪悪な。
今週の雨宮さんとか
- 良い事思いついた! アゲハがマリーに告白されてキャッキャウフフしてたらそれは雨宮さんの幻覚で(ry
- 雨宮さんが普通にアゲハに告るシーンがどうしても浮かばない不思議。というか基本殺す相手にしかデレないよね。
- プールで最近毎日楽しいとか超笑顔で言ってたじゃないですか。
- とびっきりの笑顔を見れたという次元でアゲハとギッザーニさんは同じ土俵にいる。
- 再来週あたり、碓氷さんも良い笑顔で葬り去られそう。トランスで超エグい殺し方しそう。
- いちおう今回の相手はワイズ以外の人間でアゲハとか手加減してたけど、雨宮さんは微塵も躊躇しないよね多分。
- 冒頭の回想シーンで両手デリートのお披露目をやってたのは良い演出。
- 閉鎖空間で広範囲トラップで魔法攻撃無効は普通にヤバいけど雨宮さんが空気読まずにナイフ投げたら終わりそうで心配。
- 完全なトランス系って言ってたからなあ。
- 空気読むヒロインはグロ幻覚見せたり腕一本持って行ったりしません。
- ……雨宮さんはヒロインっぽい何かだから!
- グロ幻覚は無駄に鮮明だったのに触手シーンはあっさりなのが雨宮さんの萌えポイント。
- 雨宮さんの幻覚と鬱姫の恐怖は似ていると思う説。
- とりあえず決まった瞬間「うわぁ……」って空気が流れる。
- 一瞬後、崩れ落ちた相手をフルボッコし始める雨宮さん、加担したらヒロイン失格なので傍観するマリー、完全トランス系なんで手を出せず深いため息をつく碓氷さん。
- そしてビーカーの中で「司星者セインの3巻まだー?」とか思ってるネメシスQ。
- ベニ松なら黒い虹3巻の方が優先だろ常考……。
- 何でもいいから吉川良太郎の新刊読みたいです^^
- さくらら2巻でひとつ。
- 消閑の挑戦者の4巻かなあ。3巻で終わったって見方もできるけどさ。
- ここまでドラバス2巻無し。
- 中村九郎の新刊も欲しいねえ。
- 中村と言えばソウル・アンダーテイカーの2巻。
- とりあえず西尾維新が偉いというのは理解した。
ゲームノベライズにおける無口主人公の扱い
「プレイヤー=自分」のゲームでは特に違和感の無い無口主人公だが、本来あそこまでの無口ぶりは不自然なので
客観視に晒される小説のキャラとするには一工夫が必要になる。ではその実例を見てみよう。
- ケース1:無口なら無口なままでいいじゃない
- 天羽沙夜『グローランサー4』
グローランサー〈4〉Wayfarer of the time (電撃文庫)
- 作者: 天羽 沙夜,うるし原智志
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2004/03
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知る人ぞ知るこの名作ノベライズは仲間キャラの一人であるヴァレリーを中心に綴られており、
主人公は全編通して「あんま喋らないけど強くて頼れる人」扱いである。それは決してハブ扱いという訳ではなく
パーティ内でも常に確固とした存在感を持っているし、時折洩らす言葉の端々からはプレイヤーの分身のままでは決して有り得ない
血の通った寡黙な一人の人間としての人格がはっきりと伺える。ゲーム内ではただの設定・背景だったが冷静に考えると割と救えない生い立ちを
実際に経てきていたらこうなるであろうキャラクター。ヴァレリーの視点を通して、我々はかつて主人公だった彼を二重に客観視する。
彼はこれを見てよしとされた。
- 作者: 藤原健市,金子一馬
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/06/29
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その表紙には、何かとても大切なものが欠けている。ような気がする。
中心にいるのは南条君である。この面子の中では彼がリーダーになるのがなるほど自然な形である。
サブタイ通り中身は雪の女王編なので本編ヒロインの園村麻希は入院したままである。
自然、彼女が好意を寄せていた彼の存在意義も当事者性も大きく低下する。冒頭のペルソナ様遊びの時に
彼がいなかった事に気付いた私はそういう事かと大いに笑ったものだ。ゲーム内で共に闘った仲間の誰も彼の不在に気付かない。
物語は彼がいなくとも違和感無く進行する。小説はプレイヤーがいなくとも成立する。
あ、内容は藤原健市ファンなら買えばいいと思います。
ドラクエ9はシステム方面のネタバレにも気を付けた方がいいよ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
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面白いんだよねえ。今までのドラクエの集大成の更に一歩先って感じで。
RPGは下手しなくても3桁くらい遊んでるけど、それでもなお今作のシステムにはどきどきする。
上手くやったよ本当に。こればかりは遊んでみないと判らないし下手に予備知識あったりするとアレなので
未プレイの人はせめて情報の完全遮断をやっとくべきかと。ジャンプのカラーページとかマジ危険。
耳刈ネルリと奪われた七人の花婿と消えていった本たち
- 作者: 石川博品,うき
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/06/29
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「ネルリはライトノベルだけど2巻の締めはライトノベルじゃなかった」
「最後で明かされたアレとか時系列とかそういうのじゃなくて、ラスト10行がライトノベルじゃなかった」
「あの一切改行しない独白の連鎖。言葉運び。放課後の図書館で夕日に染まっていた、名前だけは誰もが知ってる名作文学のような」
「どういう基準でもライトノベルそのものであるネルリだけど、ときどきライトノベルじゃないものが混じってて、ひどくなつかしい味がする」
「小中学校のころ、背伸びして読んでいた、面白いとは思えずに、ただ『あの本を読んだ』と言いたい為に読んでいた本」
「プロローグの雨のシーンからも、それと同じ感じがして、ついあの頃の事を思い出す」
「ストーリーと文章だけを読み取っていたあの本たちを、今ならきっともっと違って読めそうな気がして」
「たった10行の幕引きで、10年以上前の記憶。もう題名は思い出せない。雑に読んでさえいなければ」