筆洗(東京新聞社説?)より

筒井康隆は「あと味が悪い」などといった選評の繰り返しについに怒った。
「もういらない。ただ、私を酷評した選考委員には恨みがある。小説の中で殺す」
と物騒なことをいい、その通りに「大いなる助走」を書いた。

図書館で借りた「大いなる助走」の表紙裏に切抜きが貼り付けてあった次第。
誰がやったか知らないけれど、非常にいい仕事だと思いました。