魔の都の二剣士



『ファファード&グレイ・マウザー』シリーズの1作目。主人公の剣士2人が盗賊ギルドに喧嘩売る話。
昔『クロちゃんのRPG千夜一夜』の1巻か2巻かで紹介されてた覚えがあったので読んでみた。
正直、予想以上の出来。書かれたのは半世紀以上前なのだけど、その時代だからこその良さがある。
土と酒と神と男と女と呪術と剣。希釈されてない生のままのファンタジー小説
何気ない地の文の1つ1つに引き込まれる。もったいなくて1行たりとも読み飛ばせない。
クロちゃんで見た時はこんなに面白い本だとは思わなかった。シリーズはあと4冊出てるらしいので、見つけ次第読もうと思う。