ゲームの難易度は



低いよりは高い方が手応えあって面白いとよく言われるけど、単純に高くすればいいってもんじゃない。
本当にバランスのとれてるゲームは、どれだけ戦闘が厳しくとも爽快感や達成感がある。
もちろんゲームは楽しむためにあるもので、高い難易度もゲームを楽しくするために設定するものだから
それは当たり前の事なのだけど、実現するのはとても難しい。


楽しい難易度の条件は、遊びのあることというか、プレイヤーが試行錯誤しつつ思うままに動く余地が残されてるというか、そんな感じ。
大作RPGの隠しボスみたく、攻略法が1パターンしかないボス戦は大抵つまらない。


例えばアインハンダーだと機体と武器の使い分けがプレイヤーごとに様々だったりする。
自分はライオットと水さえあれば生きていけるけど、アストライアーでカノンとワスプしかないだろって人もいる訳で。


RPGのボス戦だと、初見で死ぬほど苦戦しつつギリギリ倒せるってのが理想かな。
少なくとも1度は全滅を覚悟するくらいに追い詰められるのが最高。


あとはトリッキーな要素を入れるとか。メガテン3だとアイテム使用禁止とかあった気がする。
それに演出。普通のボス戦でも直前に燃え演出入れるだけでプレイヤーのテンションは大違い。
カードワースの超絶燃えシナリオ『アーセラン王国の傭兵団』はその辺が神だった。
砦の防衛戦で絶望的な戦力差を主人公パーティーの活躍で覆していくというシナリオ。
「あいつが来てくれた!」 「あの○○か!」 「これで勝つる!」みたいな演出が1戦1戦ごとに入ります。
気分はメビウス1かラーズグリーズ。そう言えばエースコンバットの4と5もプレイヤーの持ち上げっぷりが上手かったなあ。