まだ見ぬ冬の悲しみも



山本弘さんによるSF中篇集。本来の意味でのSFを読んだ気分。
グループSNEとかトンデモ本の人という知識しかなかったので、普通に面白いSF書いてるのに驚いた。
どの話にも現実を覆すような理論やホラやハッタリが入ってるのだけど、その各種原理がとてもわかりやすく語られてる。


この人の書いてるソードワールド物の『サーラの冒険』というのも読んでみたくなった。
最近10年越しの新刊出たらしいし、7月に最終巻出るらしいし。今がちょうどいいタイミング。