グイン・サーガ68巻まで読んだー。



ここ20冊ほど出番の無かったグインがとうとうケイロニアに帰って来ましたよ。
しかも途中(67巻)でトーラスに寄って1巻で死んだオロの家族に遺言を伝えました。66冊分も放置されていたフラグがようやく回収されて
もう読者は大喜びだわオロの家族は大泣きするわゴダロ父さんとオリー母さんの嬉し泣き描写につられて思わず読者も泣きたくなるわと嬉しい大騒ぎ。


一方イシュトヴァーンはアルセイスでシムシティに嵌っていた。
復興のために軍資金バラ撒いて商業を発展させたり高給でどんどん兵士を雇ったりした結果、その評判を聞いた人間が次々押し寄せてますます街が発展するという好循環に
イシュトヴァーン大喜び。戦にしか興味なさげだったのに今では部下を集めて勉強会まで開く勢い。すっげえ嬉しそうに国家運営やってる姿に読者も大喜び。
「アルセイスは平地で守りにくいから軍事用の第二都市作ろうぜ! もちろん名前はイシュトヴァーン・パレス*1で!」ってノリノリで計画練ってる所で
過去のデカい悪事の一つを暴露されてのっぴきならない状況に。国元から届く軍事法廷への召喚状。このままでは将軍の地位どころか命まで危ない。
「何で64冊も前の事で騒がれなきゃなんねえんだよおぉぉ!!!!」と逆ギレして兵を率いて自分の国に突貫するイシュトヴァーン。ゴーラ王国の未来が危ない。早く続きが読みたい。

*1:こういう名前の都市を世界中に作るのがイシュトヴァーンの夢。以前から「こんなしみったれた街なんて焼き払ってイシュトヴァーン・パレスを作ってやる!」みたいな事を三ヶ所くらいで言っている。うち1つは実際に焼き払ったけどすっかり忘れて放置中。