今週のネウロ 第156話 異【ちがい】



証人を連れての脱出行。今回の話で強調された事実は2つ。

  • ネウロの助言があれば人間でも血族を出し抜くことは可能。
  • ネウロは血族と違って人間の命を粗末にしない。

七光編でネウロが言っていた「手駒の力を上手く使えば魔界道具不要論」が直接助言できるようになってさらに万全に。
なおかつ笹塚刑事というか人間側が当然抱くであろう「ネウロも血族も同じじゃね?」という懸念も取り除いて今後のさらなる協力フラグもばっちり。
もうチー坊戦では魔界兵器どころか道具すら使う必要ないかもって勢い。で、あんまり強調されてない事実は3つ。

  • 葛西さんは拳銃、チー坊はナイフ。二人ともヤコ達に対して特殊能力を使っていない。→あんまり使い勝手は良くなさそう。
  • 本条博士がチー坊の能力の犠牲者を目撃。→ネウロの推測と合わせて能力解析フラグ?
  • ドアを塞いだ木材をあっさり壊す葛西さん。銃で撃たれてもすぐ復帰するチー坊。→やっぱり肉体強化済み。人間が準備無しで倒すのは無理。

防御力は高いけど対人殺傷能力はそれなり程度。相手の能力を解明して対策を練った上で(対チー坊なら肌を晒さないとか葛西さんには耐熱服装備で挑むとか)
高圧電流クラスの攻撃手段を用意すれば人間にも勝機はある。加えてチー坊の素性は吾代の証言でボロボロ出るだろうし葛西さんだって笹塚刑事あたりが
あの放火魔だと気付く可能性が高く、そうなれば大々的に指名手配するとかで動きを牽制したりもできるんじゃないかと。
主人公が椅子から動かなくても存在感を失わずにかつ話が面白い作品って貴重だと思う。