The Golden Lore+六武神のガイドライン



「――そうか。超巨大トカゲが、とうとう蘇ったか」
「あら、怖がるかと思っていたのに……意外ね」
「俺は、誰が相手だろうと怖がったりはしない」
「私たち六人でひとつの部隊と同等ですからね」
「わしらの存在は他国との戦さを避けるほどだ」
「強すぎる、というのも問題があるのかしらね」
「あるわけがないだろ。やはりこの世は力だよ」
「楽に勝てる相手ばかりだと体がなまっちまう」
「しかし今回はホークウィンドがいないんだぜ」
「仕方があるまい。大切な任務があるのだから」
イルミナスから珍しい茸を運んでくるらしい」
「珍しい茸……おもしろそうね。興味があるわ」
「それがあれば、超巨大トカゲにも楽に勝てるかな」
「なくても平気さ。この剣で叩き斬ってやるぜ」
「静かにしろ。何かが、こっちに近づいてくる」
「凄い殺気だ。超巨大トカゲ以外には考えられない」




酒場の扉が開いた。
すべての冒険者の視線が集まる。
入ってきたのは剣術上級者の女だった。慌てている。
「冒険成功!! 報酬として金貨 3000 枚を(ry」


公式サイト
意表を突くという意味ではそれなりに使えるかも。