ゼルダの伝説 時のオカリナ



一通りクリア。
発売当時の9年前なら神ゲーと思えただろうけど、今現在の自分基準では良作止まり。
普通に遊べたしポリゴンの作りも丁寧だったし立体マップを活かしたパズル的な謎解き要素は
DSゼルダより上だったしストーリーや演出もかなりのものだったけど、惜しむべくはただ
自分が発売から9年間、他のゲームをやり続けていたこと。惜しいんだけどこればかりはどうしようもない。


……どこかで聞いたような話だと思ったら、電撃4コマVol.22のゲーム部だ。雪華初登場の回で
面白いと聞いていた昔のゲームが期待していた程ではなかった話。で、そこの主人公の台詞

「いやまあ、昔に戻れないのは、もうしょうがないんだよ。
 私達は今を生きているんだから、今のゲームを精一杯楽しめばいいんだ。
 そして何年も経った時、きっと『当時はあれが面白かったんだよなあ』って思い出すようになるから
 その時『お父さんはこんな気持ちだったのか』ってわかるよ」

自分の心を見事に翻訳されてしまった。ゲーム部の中で最も良い台詞のひとつだと思う。
ああでも、実際その時を生きてたのに楽しめなかったのは本当に残念だなあ。


以下、EDで良いと思った演出。ネタバレなので伏せ。
時オカはエンディングからタイトルに戻らない。あのワンシーンで止まる。
二周目もない。あの世界はここで終わり。そしてプレイヤーが自ら電源を切って幕を下ろす。
moonのラストにも通じるものがあるかもしれない。あれを見てなければこんな発想出てこなかったけど。