ゼルダの伝説 夢幻の砂時計



SFC以来のゼルダですが、やはりこのシリーズは何というか、安定感がありますな。
ある程度以上楽しめることは保障する、みたいな感じで。


今回は移動・戦闘関係の全てがタッチペン操作オンリーですけど
これはライトユーザーへ対しての間口を広げることを重視した結果かと。
例えば飛び飛びの小島を連続ジャンプで渡っていく作業とか、ある程度慣れていれば楽勝ですけど
全くの初心者にとっては凄い大変でおっかなびっくり1つ1つ飛んでいって大した助走もつけられないから途中で落ちて
何度もやり直すハメになって「これ難しいばかりでつまらない」と思ってしまう人がきっといるのですよ。
それがタッチペンだと行きたい場所をタッチすればリンクが自動で飛んでくれますから。これは結構大きいと思うんです。


謎解きの内容も、アクロバティックな操作を要求されるものはほとんどありません。
大事なのは冷静な思考とひらめきで、ゲームに慣れている人もそうでない人も、平等に悩む楽しみを享受できるようになってます。


あとセーブデータにプレイ時間が出ないのも何気に良い配慮かと。
早解き合戦くらいにしか使えない数字ですし、想像ですけど、例えばぶつ森のセーブデータにプレイ時間が表示されたら
毎日森に通うことを躊躇してしまう人が出てくると思うんです。


Wi-Fiで対戦しつつ自動でアイテム交換という要素は面白いですな。
ゲーム本編にはあまり影響しない、ミニゲーム・コレクション・クリア後の楽しみ的な面白さ。
いたストと発売日同じだったのですけど、サーバーが落ちたのはこれのせいもあるかもしれません。