オーディンスフィア



1人目終了。もうなんというか、神すぎる。何者だこのシナリオライター
本当にありきたりで王道そのもののストーリーなのに、間違いなくためらいなく神認定できる。
そして話だけでなくシステムもそれに負けないくらいによく出来ているからもはや自分が語るまでもなし。
PS2持っててシナリオ重視のRPGが好みでアクションが苦手でないなら絶対に外れない。
自分の中では既に大神と同列。1人でも多くの人に遊んで欲しい。これが売れない市場は間違ってる。


攻略法というか効率重視のプレイをするために必要な知識を書いてはみたのですけど、
ぶっちゃけ見たらつまらなくなると思います。カバンを何個まで持てるかとか、ある意味シナリオの内容以上のネタバレですよ。
それでもこの難易度だとストーリーは気になるけど敵が固くて強くて死にまくりで投げたくなっている人も確実に存在するかと思われますし、
せっかく書いたものをお蔵入りにするのも勿体ないですので、見たい人だけ自己責任で以下の文章を反転してくださいまし。

  • パラメーターはHPと攻撃力のみ。そして優先して伸ばすべきは攻撃力
    • HPは攻撃力で代用できる。敵の殲滅速度が上がれば受けるダメージを軽減でき、しかも戦闘後の宝箱の中身も充実する
      • 特に後者はとても大事。終盤のステージでAやSを出せば現金だけで30G近く入る
    • 逆にHPを上げても長期戦になれば食らうダメージも増える。攻撃力の上昇のみが好循環へと繋がる
    • ゆえに回復アイテムの栽培は必要最低限に止めるべし
  • そうしているとサイファーゲージが溜まりやすくなる。ますます攻撃力は増えていく
    • 貯められる量には限度があるので、L2で確認して溜まっていたら中ボスにでも使ってしまうべし。早く倒せればそれだけ得
    • ときどき出現する蝶は「サイファーゲージを補充してバンバン技使え」というメッセージ。栽培には使えないのがその証拠
  • 次のレベルまでの経験値はL2で確認できる。レベルアップしそうな時は左上の黄色ゲージでわかるので、直前に微調整しておくと無駄が少ない
  • 序盤でマテリアルが余っても手放してはいけない。カバンを買い足してでも確保すべし
    • 中盤以降はヒールとペインキラーが生命線。ウォームやクーラーの材料にもなるのであって困ることはない
    • ボスや中ボスだけでなく、星4つ以上の場所ではペインキラーが割と必須
    • ダメージ半減に加えて、倒れなければその分だけ早くクリアできる。どちらも戦闘後の評価を高くする要因
  • カバンの最大数は6つ。交換する時はアイテム画面でR2を押して、外したいカバンを他のカバンに入れる
  • 雑魚の出す宝箱は積極的に狙わない方がいい。中盤以降は叩いてる隙が命取りになりかねないし、時間がかかる分だけ評価も下がってしまう
  • アイテム合成や買い物に失敗してもリトライでやり直せる


ところどころ理不尽に難易度上がる箇所があるのですが、そこは「頭切り替えないと死ぬよ」という開発者からのメッセージなわけで。
その最たる例は4章のバーサーカー×2。こっちの回復アイテムはラム肉の100が最高なのに、
突進や踏み潰しで100以上食らってしまう。普通に戦ったら大苦戦しますが、ひとまず後回しにして先に進むと回復量200の薬品のレシピが見つかります。
しかもその製法はとても簡単。ここがシステムの転換点なわけで。今までHPの主な回復手段は木の実でしたが、これ以降はそれでは追いつかない。
サイファーは可能な限り自分で吸収して攻撃力を強化しろ。HPは手軽に作れる合成品でまかなうべし。余った種を処理させるために卵も出しておいた。
ついでに同じ材料でちょっと工夫すればペインキラーも楽に作れるしそれは凄く便利だから今後困った時はそれを使え。

と、あのステージにはそういったアドバイスがこめられているのです。
あえてチュートリアルの形をとらず難易度と出現アイテムで語る。これはプレイヤーと開発者との間でのみ通じるゲーム言語と呼べるかと。
その辺意識すると2人目が楽しいですよ。「覚えたね。じゃあこれからが本番だ」と言わんばかりの敵の強さと、1人目で学んだ内容を
最大限に活用できるアイテム配置。サイファースキルの3つ目を見た瞬間、「ああ、やっぱり1人目はチュートリアルだったのか」と思いましたね。
そうして自分の考えうる最大効率でキャラ育成して「もうこれ無敵すぎてつまらなくなるんじゃね?」とボスに挑んだら5秒で死亡。
ああもうこれだからこのゲームは!(超褒め言葉)