今週の聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話



アルバフィカが滅茶苦茶格好良かったです。 
触れた物全てを貫くピラニアンローズが飛び道具な分エクスカリバーより強そうとか
ディープフレグランスをあえて自分に引き寄せて一般市民守ったりとか
そこから新必殺技のクリムゾンソーンで薔薇使わなくても強かったりとか。
圧倒的な強さと優しさを併せ持つまさに理想の黄金聖闘士
こんなのをあと11人相手しなくちゃならないハーデス軍が可哀想でなりません。いくら神が3人いるにしても。


というか古き良き燃え少年漫画ですよこれ。
見開き必殺技は問答無用に格好良いし、クリムゾンソーン食らったニオベが一瞬遅れて血を吐いて死ぬシーンは
当時の原作が持っていた空気というか呼吸というか、そういうのをほぼ完全に受け継いでます。
中堅どころの敵役が死ぬ場面をここまで鮮やかに描写した漫画は本当に久しぶりに見ました。


ここまで来ると気になるのは、ミーノスと戦って勝てるのかという点でありまして。
三巨頭の1人をいきなり倒してしまうのは聖域側強すぎって感じになりますけど、ぶっちゃけアルバフィカには
まだ死んで欲しくないのです。いつか死ぬのは確定でも初登場から数週で、というのは早すぎると思います。
というわけで自分的には痛み分けで撤退の形が理想なのですけど、殺した方が盛り上がるというのもまた理解できるわけで。
やっぱりバトル漫画は勝敗が予想できない方が面白いですな。遊戯王でも城之内のデュエルは見てて楽しかったですし。