ネウロのドラマCD



とにかく子安さんが神。
冒頭の「我が脳髄の空腹を、この世界は満たしてはくれなかった」の時点でそれは疑いようもなく明らかだったのだけど
その後も普段はマジで一般人みたいな声と口調だったり楽しそうにヤコをゾウリムシ扱いしたり
下僕その2こと吾代をコキ使う様子までネウロそのものだったとしか言えません。キャラと中の人の相性が最高です。
声はその他の人たちも及第点。ヤコも笹塚も吾代も食玩も、特にイメージからズレてはいなかったかと。


以下、ネタバレ&不満点につき、大丈夫な方のみ反転を。


ただ問題は脚本が松井先生じゃないというその一点で。暗号の謎解きもドラマCDという媒体を生かしてはいるけど
いかんせん複雑すぎて理解できなかったり、エン様の中の人がXやると聞いて期待してたのに取って付けたような出番しかなかったり
ネウロが手を刀に変えた程度で驚いたり、アイの台詞も一部おかしかったり。
食玩の行動とか犯人の動機と豹変具合とか吾代の実家ネタとかボーナストラックで獄中の至郎田先生がドーピングホワイトシチューとか
原作に対するリスペクト部分は良かったんだけど、それ以外が自分にはちょっと。
まあ松井先生は今最高に忙しいだろうから仕方無いのかと思いつつ、でもやっぱり初の別メディア進出なんだからビシっと決めて欲しかったなと。