聖闘士星矢 エピソードG



いいねえ。星矢達でなく黄金聖闘士たちの過去の戦いを描いた話なのだけど、
本編が既に終わってるのをいいことに後付けの伏線張りまくってる。


シュラがエクスカリバーを誰かに継承することをほめのかしてたり、
サガが「いつか神(アテナ)を殺すだろう」と予言されてたり、
シャカが死ぬのなら沙羅双樹の下で死にたいとか言ってたり。
というかズルイ! 既に終わった本編を元に伏線張ったら絶対回収できるじゃん!


星矢本編は良い意味で行き当たりばったりの勢いで楽しむ作品なのだけど、
それを過去からの伏線という強化パーツで補強してる感じ。
なおかつ本編では不遇の扱いだったキャラ(デスマスクアルデバランやミロ)にスポット当てて
活躍させたり、単体で読んでも十分面白かったり。外伝とはかくあるべしという手本の1つかと。