柳生雨月抄



『十兵衛両断』で活躍した陰陽師、柳生友景が朝鮮妖術師を相手に大活躍する話。
とりあえず誰かそろそろ荒山徹氏を止めるべきだと思いました。


オ○○ル、ア○○レ、○○ラについて。
あれは一見ただ面白いから付けたネーミングのように見えるけど、
マジな方面からの突っ込みを避ける効果も見込める。
荒山先生はちゃんと計算してる。角度とか。


作中で某先生を思いっきり殺してるのは亡き大先輩へのファンコールなのか、
それともプロレスとかで相手団体を挑発するパフォーマンスの類なのか。
調べてみたら韓国には実際ああいう苗字あるらしい。
突っ込まれても「影武者? 吉原? 何の事です?」とか言い逃れできる道を残してる。
つまりこの人は全くの正気であれを実行した訳で何あの制御された狂気。


明治時代へ続くロングパスな伏線張られてた。あの時代の朝鮮はいくらなんでも洒落にならんのでは。
恨の量が凄い事になってそうというか現代まで続く微妙な問題も出てくるだろうし、そもそも柳生いないし。
シャドゥハーツみたくあの時代でも朝鮮妖術師がいるのは容易に想像できるんだけど、明治以降の柳生はどうもイメージできない。
まあこの人ならしれっともっともらしい理屈つけて出すだろうなあ。裏柳生が幕府から明治政府に鞍替えすればそれで解決だし。
国家間の霊的防衛網とかある世界観だから陰陽師だって残るだろうし、荒山ワールドの現代史はなかなか楽しいことになってそう。