長門有希



ハルヒシリーズの4巻、『涼宮ハルヒの消失』P56以降の長門有希はややベタながらも無口系気弱文学少女の頂点。そして眼鏡。
ある意味人を「死に至らしめ」かねない。核弾頭を処理するように鉛に詰めて一万年ほど土の中へ埋めておかないと危険。
こんな劇物を剥き出しで扱ってる日本の書店は有事への危機意識が足りないと思います。


4巻の長門はそれだけではなく、ある種の二重構造の萌えを内包しているのが何ともはや。
たとえ初撃を生き延びても読み進めているうちに突き当たる大元で確実に潰される。
「お前をもう一度殺すのは 何の造作もないことだ*1」とかいわんばかりの猛攻。疲れた時に読むと効果抜群。

*1:出典:グローランサ年代記 かっこいい!(ハンサム!)な文章の詰まった本です。