翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった



翻訳家でなおかつ古橋秀之氏と秋山瑞人氏の恩師である金原瑞人氏によるエッセイ集。古橋氏のHPで紹介されてたので読んでみた。
とりあえず巻末の金原氏、古橋氏、秋山氏によるトークはファン必読。
今まで断片的な情報しか無かった彼らの大学時代とか、電撃に応募した経緯が語られてたり。
ぶっちゃけ、この対談目当てで読んだのだけど、エッセイの方もなかなか質の良い読み物。
翻訳ということに対する本職の人の考えとか、門外漢な自分の目からすると結構新鮮だったり。
そして何より「これは面白いよ、無名だけど楽しいよ」と、あちこちのページで海外文学を何冊も紹介してくれてる。本当に面白そうに思えるから困る。
エッセイの文章を読んでみた感じからすると、この人が面白いと思うものは信用できそうな気がするので
とりあえず片端から読んでみる予定。2月まで欲しいゲームも特に無いし。