がるぐる! 



電撃文庫12月の新刊にして成田良悟氏の最新刊。
相変わらず安定して面白い。短編集の針山さんは登場人物が少ないのが不満だったのだけど、
そんな自分も大満足の出来。シリーズ完結編だけあって歴代キャラ全員集合だし。
しかしバネ足の人の正体は誰なのか。全くの新キャラだったらインパクトに欠けるし、
やっぱり既出のキャラか、そうでなければダラーズみたいな不特定多数のネットワークなのか。
キャラだとしたら本命はシャーロットだと予想。バウワウもそんな感じだったし。
次の話まではしばらく間が空く模様。今まで忙しそうだったし、ゆっくり休んで良い物書いて欲しい。
あと読んでて一番楽しかったシーンはシャーロックが姉の台詞に「―――――――ッ」となってた場面。
萌えると同時にサムワン海王のAAが浮かんで思考がエラー吐いた土曜日の午後。
「〜〜〜〜〜〜〜ッッ」だったらきっと今頃色々な意味で祭りで、2chの作者スレに顔だけ
シャーロックに変えた合成AAとか投下されてただろうに、本当に惜しいと思う。
バキネタは前科あるしこの作者。下巻では姉がタマピンで弟倒して特に意味も無く指一本で太飛を沈めた挙句に消力で雨霧八雲と戦うねきっと。
で、激闘の末に死んだ振りしてバトル終了。むせび泣く弟の前で復活してハッピーエンド。本家ホームズも似たような事やってるし、特に問題は無い。多分。