西尾維新一丁、イラスト抜きで



あちこちで既出の話だとは思うけど、本屋に行ったら
不気味で素朴な囲われた世界」のハードカバー版があってびっくりした。
値段は1900円で通常版のおおよそ2倍ちょい。ざっと見た感じイラストは無し。
ページ数が多くて重厚に見えたけど、それは行間を広げて調整したっぽい。


ライトノベルを購買層に合わせて異なる装丁で同時発売する。
平坂読が3年くらい前に日記で主張していた事が講談社の手によって実現された。
ライトノベルのハードカバー化自体は塩の街という前例があるけど、同時に出たのはおそらくこれが初めて。
当たったら電撃が真面目っぽい作品で積極的に後追いしてきそう。香辛料とかバッカーノとかキノとか半月とかドラバスとか。
真面目な話、熱心な固定ファンが付いているけどあまり売れないだろう作品はハードカバー化した方が誰にとっても幸せなんじゃないかと思う。
ソリッドファイターの2巻3巻が読めるのならば、たとえハードカバーで1冊2000円だろうと待っていた人は大喜びで買うだろうし。