平坂読さんがシル幻をクリアしたそうで



また新しいゲームを作ろうかと思っているとかどうとか。ファンとしては歓迎したいところなのです。
それは単純にあの人のゲームをプレイしたいというだけではなく、ゲーム制作が創作に良い形での影響を及ぼすことを期待しているからでもあって
例えばイラストを何十枚も描くことによってキャラを作る際のビジュアルイメージがより鮮明になるとか
プレイヤーに情報を与えるためにどういうテキストをどの程度の長さでどの順番でどんなタイミングで流すかを試行錯誤できるとか
シナリオやキャラの設定を考えているうちに小説でも使えるようなアイデアが浮かぶとか
そういうのを期待しているのです。というか私見ですけど平坂読という作家は良く言えば成長期、悪く言うなら不安定な状態で
文体やら作風やらがちょっとした刺激でバンバン変異していくようなイメージがあるのですよ。で、どうせそういう特性を持っているのなら
とことんまで色々やらせて変わっていく過程を見守りたいなあと。……ファンと言い張るにはいささか歪んだ見方かもしれませんが、
好きという事実に変わりはないですし本は全部買うつもりなので勘弁してほしいのです。あとシル幻は面白いので皆やるといいのです。