主人公がそこにいる意味



自分の好きな物語は、主人公がいないと成立しない類の作品。
例えば至高にして究極のライトノベルである「さよならトロイメライ」は
トーマスがいる事で周囲のキャラクター全員の魅力が最大限に引き出されている。
あと緑が目に眩しいMF文庫J平坂読さんの書いてる「ソラにウサギがのぼるころ」2巻中盤の
霧村とシズとのやり取りは他のどんなキャラが主人公でも絶対に再現は不可能。


主人公が必要不可欠で代替不可能な物語は構造的に美しいと思う。
最終的に全てが主人公に集束したりするともう最高。あと始まりと終わりが対応してたりとか。