今週のネウロ 第73話 【じゅう】



春川ゼミの中ボス級変態3人の中で最も危険っぽい銃殺の人を撃破。
銃撃でネウロが危険に晒されるとは思ってたけど、まさかあそこまで好き放題撃たれるとは思わなかった。
残りの2人は階段振り回した撲殺と「教授」と言いつつナイフ咥えてダイブした刺殺(?)。
どっちも一見危険度は銃殺より低そうだけど、ネウロ対策に加えてネウロ自身も結構なダメージを受けてるので先が読めない。
というか、残りの変態2人がどこまでイカれた必殺技でネウロに襲い掛かるのかを早く読みたいです。何この読者の興味がバトル漫画みたいな方向に行ってる推理漫画。


ネウロのピンチ演出が秀逸だった。
マシンガン持った複数人をあっさり倒した前科があるから「銃の人で大丈夫か?」と心配してたのだけど、見事に場を盛り上げて退場してくれました。
あの無敵キャラをあそこまで追い詰めたのはXくらいだし。その快挙を成し遂げたスパコンと変態達との連携という発想も見事。
いや、全員の思考を統一させて戦闘力向上という発想自体はスプリガンとかその他諸々の作品で手垢付いてるか。
ただネウロが四方八方から為す術もなく撃たれまくるあの演出は視覚的に大変わかりやすく素晴らしかった。
テレビでの電子ドラッグ配布と平行してあれを大規模にやられたら、洗脳とか無くても普通に実力で世界征服できそう。


というか電人HALの目的はまだ不明確なのだけど。
己のスペックの限界を試しているような節がある。その手段としての世界征服なのか。


銃殺の人はネウロじゃなきゃ倒せなかったよなあ。
入ろうとすると精密射撃。警察どころか機動隊でも危なそう。防弾チョッキやヘルメット程度だと隙間を撃たれるだろうし。
あの集団をまともに倒すには銃の射程外から砲撃か爆撃でも仕掛けるしかないんじゃなかろうか。