エンダーのゲーム



オースン・スコット・カード氏の小説。出版社はハヤカワ文庫。
大人に期待された子供が頑張って頑張って頑張って成長する話。主人公には地上最強の11歳の称号を与えたい。
読んでなくても知ってる人は結構知ってるオチも面白かったけど、自分の一番気に入ったのは死者の代弁の内容。
何あの滅茶苦茶良い人。確かに非はあっちにあるのだけど、それにしたって何であんな状況でこんな事が言えるのか。
しかもよりによってそれを最初に知ったのがあの人だし。切なすぎ。
色んな意味で完成された小説だと思う。続きが何冊か出てるらしいけど、そっちはあんまり読みたくないような。
面白くても面白くなくてもこの本の余韻が消えてしまう気がするし。