やってみたいゲーム

言葉



生活感のあるゲーム。食事も服買うことも家借りることもできるゲーム。
主人公はとある街の住人。仕事したりたまにサボったり、道で偶然会った知り合いと世間話したり、給料が入ったからちょっと良い物食べてみたり、同じ店に何度も通ってると店の人と顔見知りになれたり、金がないから材料買い込んで自炊に挑戦してみたり、作りすぎて困って隣の住人におすそ分けしたり、そんな事やってるうちに結構料理が上達したり、仕事で大きなミスして上司に怒られたり、一緒に迷惑かけた人達に謝りに行ったり、その後で酒飲みに連れてかれて励まされたり、そんなある日突然街に魔物が攻めて来たり、武器持って戦うこともできるけど別に隠れてたり近所に住んでる足の弱いおばあちゃんを避難させに行ってもよかったり、壊れた街の復興作業を手伝ったり、いざ仕事場に行ってみると上司が死んだ事を聞かされたり、仇を討つべく兵士に志願したり、出陣前の夜に友人達と酒場で飲んだり、店のマスターが勘定は帰ってからでいいとか言ってくれたり、街の人達がハンカチ振って見送ってくれたり、訓練がキツくてへばったり、戦場に辿りつく前に奇襲食らったり、逃げようとするけどそうしたら死んだ上司に怒られる気がして戻って隊の仲間を助けるために無茶したり、その戦いぶりを評価されて階級が一つ上がったり、人手不足なのでコックの代わりに料理作ってみたら部下に滅茶苦茶喜ばれたり、いざ戦場で圧倒的な敵の大群を見てこりゃ駄目かなと思ったり、それでもそんな事はおくびにも出さず怯えた部下を勇気付けたり、敵も味方もわからないような乱戦になって何匹倒したのか自分でも覚えてなかったり、そうこうしてるうちに何故か魔物達が逃げだしたり、噂で勇者が魔王を倒したらしいと聞いて何となく空しさを感じたり、帰ってみると街の門の前に住民達が皆待ってて主人公を見つけると大歓声が上がったり、もみくちゃにされて何がなんだかわからないけど何故か涙が止まらなかったり、街ぐるみでパーティやって何日も飲んだり食ったり騒いだりして、それでまたいつもの日常に戻る。
そんなゲームをしてみたい。