ベントスタッフの攻略本



サガフロ1の裏解体真書と2の攻略本にベニー松山氏が小説書いてるのだけど、同一人物が書いてるとは思えないほど作風違ってる。
前者は全編ハイテンションなギャグ小説で後者は滅茶苦茶切なくて格好良いシリアス小説。
どちらもレベルはかなり高い。人間の脳の多様性を見せ付けてくれる好例だと思う。
というかベニ松氏がギャグ書いてるのってこれしか見たこと無い。昔ゲーム雑誌で記事書いてた頃はそういうのもあったのかもしれないけど。


ベエンダーは渋かった。「風よ。龍に届いているか」に収録されてる「不死王」並に渋い。氏はクールな人外書くのが得意っぽい。
ウィルとコーディも良かった。色々あったけど、やっぱりあのゲームの正ヒロインはコーディだと思う。
ウィルの結婚生活眺めて泣くコーディとかもう最高。それを見ているしかできないベエンダーもやるせなくて良し。